混声合唱団愛知学院大学グリークラブ

2013年01月

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遅くなりましたが、来月に開催される我が団の演奏会の告知をさせていただきます。


○日時:2月23日(土) 開場17:00 開演17:30

○場所:電気文化会館ザ・コンサートホール(地下鉄東山線・鶴舞線「伏見」駅4番出口より徒歩2分)

・第1幕 副指揮者アラカルトステージ
混声合唱とピアノのための『ひとつの歌にも』より「風のマーチ」 他3曲
指揮:長谷川恵子 客演ピアノ:野口真由

・第2幕 アラカルトステージ「愛について」
混声合唱とピアノのための『二月から十一月への愛のうた』より「二月のうた」 他3曲
指揮:伊東彩乃 客演ピアノ:鈴木春香

・第3幕 混声合唱組曲『私が私に出会うとき』
作詞:みなづきみのり 作曲:松波千映子
客演指揮:神田豊壽 客演ピアノ:石川ひとみ

・第4幕 OB・OG合同ステージ 男声合唱組曲『富士山』
作詞:草野心平 作曲:多田武彦
客演指揮:神田豊壽


※チケット:全席自由500円(当日券あり)

連絡先:児玉貴哉(渉外) 090-6338-9185

以上です。

4年に1度のOB・OG合同ステージもあり、盛りだくさんで濃い内容となっております。

団員一同、皆様のご来場を心よりお待ちしております。






昨1月2日、本クラブOB会長村瀬さん宅にてい新年会が開催されました。
本クラブOB、中京混声、男声合唱団響、フリーダムシンガース等の他団のかたも入り交じってのにぎやかな会になりました。

とはいっても私酔いつぶれてほとんど寝ていたので伝えるようなことがありません。
来年はもっと多くの現役生も参加できるといいですね。
せっかくのOBの誘いでもありますし、他団の方と交流できるいい機会ですので。
では。

yitomake皆さん元旦はいかがお過ごしでしたか?
僕はバイトもやすみでのんびり過ごしました。
大晦日の紅白歌合戦みましたか?
僕は英語の課題が遅延していたため、予定修正のために見れませんでした。。。

あちこちで美輪明宏がよかった、すごかったと話題になっていたので調べてみたら、なんと歌っていたのは「ヨイトマケの唄」ではありませんか!!
この曲は皆さんあまりなじみがないと思います。
それもそのはず、この曲は民放では要注意楽曲、つまり放送禁止の曲に指定されているのです。

しかし当時は相当の人気でCDも何十万枚と売れたそうです。
「土方」と「ヨイトマケ」という歌詞が差別用語であるためです。
ヨイトマケという言葉もなじみがないのではないでしょうか。
現在ヨイトマケという言葉が使われているのはこのヨイトマケの唄と北海道の銘菓ヨイトマケくらいではと思います。
 ヨイトマケとは主に日雇いの肉体労働者のことです。

私の祖父は名古屋に出てくる前は長野県で土方をしていました。黒部ダムの建設の際の劣悪な労働状況での話し、作業中何人も人が死んだ話しなどをよく聞かされました。そのため、この曲は小さい頃から割となじみがありました。当然そのころはこの曲の意味もわかりませんでしたが。

建設現場において重機が普及す
る前は、人の力で大きな槌などを持ち上げ、それを地面に打ち付けて地盤を固めたり平にならしたりしていました

槌を持ち上げる際、皆で綱を引いてこの槌を巻き上げるのですが、そのときのかけ声の「ヨイっと巻け!!」のかけ声からきているそうです。
従事していたのは主に女性で、旦那の稼ぎが少ない主婦、未亡人などが雇われていました(もちろん男も多数いました)。
給料は「にこよん」といい、一日8時間労働で240円という低賃金でした。
「飯場」と呼ばれるたこ部屋で雑居していたことから犯罪者が隠れ蓑にすることが多々あったこと、日雇いの肉体労働のため卑しい職業だと蔑視の対象になりました。
とくにヨイトマケの子供はかっこうのイジメの対象でした。
授業参観のとき、よそのお母さん達は奇麗に着飾り、お化粧をし、美容院で髪型まで整えて学校にやってきます。しかしヨイトマケの母親は、仕事を抜け出して授業を見に来るため、汚い泥だらけの服で、とうぜん化粧もしていません。顔は日焼けして真っ黒、おまけに泥だらけです。
参観した他の母親が思わず目を背けるほどだったそうです。

そんななりふりかまわずに家族のために一生懸命働く母親を見て育った子供が、将来エンジニアとして成功する過程がこの唄には表されています。
現在では親殺し、子殺しが頻出するように家族の縁が希薄な浮き世ですが、この曲では強い家族の絆が歌われています。

はやりの唄という感じではありませんが、ぜひ聞いてみてください。
美和さんの演技力にも特筆すべき点があります。

http://www.youtube.com/watch?v=KYJgKHfA5IE


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ヨイトマの様子。


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ヨイトマケの女性。昭和6年頃。
歌詞に出てくる姉さんかぶりとは頭にかぶっている手ぬぐいのことです。

今年もよろしくお願いします。
元旦ですが今日も話題はありません笑
今年は巳年ですね。
干支と言えば、猫がネズミを追いかける理由は干支に由来していることを皆さんご存知ですか?
その昔神様が動物達をあつめて、競争をして先着12の動物を干支としてその年の神様にしてやると言いました。
これを聞いてみんな大騒ぎ、一目散に神様のもとへ走ったそうです。
このときまだネズミと猫は仲が良かったそうです。しかし猫はこのときこの場におらず干支競争のことを知らなかったんだとか。仲良しのネズミも、猫に先を越されてはたまらないので黙っていたんだそうです。
なので猫は干支にも乗っていないし、そのことを恨んでネズミを追いかけるそうですよ。
しかし干支というのは中国や日本、韓国等東アジア周辺の文化ですが、トムとジェリーはどうでしょう?単なる偶然ですかね?それとも西欧にも似たような伝説があるのでしょうか。。。



ここでもう一つ正月にちなんだ小話を一つ。
私はよく人から世渡り上手だといわれますが、昔の人はもっとすごい!
ぞうきんとお年玉という話です。


むかし、ある所に、何事にも縁起をかつぐ旦那がいました。
 そのおかげか、店はなかなかに繁盛しています。

 ある年の大晦日(おおみそか)の事です。
 旦那が、店の者に言いました。
「明日は、めでたいお正月じゃ。お正月の神さまをお迎えするのだから、いつもより、念入りに掃除をしなさい」
 さて、この店には、「おたけさん」という、働き者の女の人がいました。
 おたけさんは誰よりも良く働くのですが、そそっかしいのが玉に傷です。
「さあ、すみからすみまで、きれいにきれいに、ぞうきんをしないと」
 おたけさんが張り切って、床の間を拭いていた時です。
「おたけや、すまないが、お使いに行ってきておくれ」
 おかみさんが、おたけさんに頼みました。
「はーい。ただいま」
 そそっかしいおたけさんは、ぞうきんを床の間に置いたまま、お使いに飛び出して行ってしまいました。
 そして、お使いから帰ったおたけさんは、ぞうきんがけが終わっていないのを忘れて台所仕事を始めてしまいました。

 さて、元旦の朝。
 旦那が床の間の掛け軸くを、おめでたい『七福神』に、取り替えようとすると、汚れたぞうきんがポンと置いてあるではありませんか。
 旦那は、カンカンに怒りました。
「正月と言うのに、こんな物を置くなんて縁起でもない。さては、おたけの仕業だな。おたけ!」
 旦那はおたけさんを呼んで、ガミガミと叱りつけました。
「申し訳ございません。申し訳ございません」
 おたけさんは、今にも泣き出してしまいそうです。
 すると、とんちのきくこの店の番頭が、口を挟みました。
「旦那さま。ぞうきんは縁起が悪いだなんて、とんでもありませんよ」
「何! 汚れたぞうきんなのに、縁起が良いとはどういう訳だ?!」
「はい。ぞうきんを当て字で書けば、蔵と金。蔵(くら)に金(かね)が貯まるという訳です」
 番頭に言われて、旦那は大喜びです。
「なるほど! 確かにこれは、縁起が良いわ」
 そこで旦那は、番頭とおたけさんにたくさんのお年玉をあげました。

おしまい 

なんてね笑 

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